はじめに
突然ですが、ここで問題です。
ねこちゃん、わんちゃんの今年の病院代、いくらでしたか?
すぐに答えられた方は、たぶんこの記事を読まなくて大丈夫です。
ちなみに、猫のケガや病気の治療費は1年で平均47,130円、前年の約1.5倍に増えたという調査があります。
では、もうひとつの質問です。
動物病院で「いつから下痢してますか?」「前回のワクチンはいつでした?」と聞かれて、一瞬詰まったことはありませんか。
そんな「えーっと…」をなくすために、猫と犬の通院記録アプリ「Marumo」を個人開発しました。
診察室では、記憶はあてにならない
獣医さんが知りたいのは、だいたい決まっています。
- いつから、どんな症状があるか
- 今飲んでいる薬は何日目か
- 体重は増えているか、減っているか
- アレルギーや、前回のワクチンはいつか
でも診察室では、キャリーの中で猫が鳴いていて、こちらも少し焦っています。
領収書は財布の奥、お薬袋はどこかの引き出し。
「たぶん3日前くらい…」と答えて、帰り道で「いや、4日前だったかも」と思い出す。
そんな小さなモヤモヤを、仕組みで解決したかったんです。
実際、私がMarumoを作ったきっかけも、この3つでした。
- 動物病院でもらった書類を、どこにしまったか思い出せない
- 次の健診がいつだったか、毎回思い出そうとしてしまう
- 獣医さんの質問にちゃんと答えられず、帰り道で「もっとうまく伝えられたのに」と思う
Marumoの機能は、ぜんぶこの3つの「困った」から生まれています。
このアプリでできること
1. 受診カード:スマホを渡すだけで伝わる


診察室でこの画面を獣医さんに見せれば、説明はほぼ終わりです。
- 今日の気になることと症状
- 「いつから」と、今日が何日目か(自動で計算)
- 飲んでいる薬と「7日中6日目」のような進み具合
- 体重の変化、ワクチンの日付、直近の通院内容
- アレルギーなど、ふだんの注意点
2. 健康記録:次の予定を忘れない


駆虫薬やワクチンの次回日が「あと30日」のように表示されます。
体重が前回からどれだけ変わったかも、ひと目で分かります。
「でも、記録するのが面倒…」という方も大丈夫。
ホーム画面のウィジェットから、アプリを開かずにさっと記録できます。

3. 健康レポート:通院費が自動で集計される



個人的にいちばん作ってよかった機能です。
記録に費用を入れておくと、年ごと・月ごと・項目ごとに自動でまとまります。
サンプルデータでは年間¥39,300円、そのうち健診が¥20,500と半分以上になっています。
こんなふうに「うちは何にお金がかかっているのか」が見えるので、ペット保険を検討するときの材料にもなります。
獣医さんに言われた「確認すること」も記録ごとに残せて、PDFで保存もできます。
さて、あなたの家の子は、今年いくらだと思いますか?
4. 書類ボックス:領収書もお薬袋も写真で保管


領収書、お薬袋、血液検査の結果、ワクチン証明書。
「あの紙どこだっけ?」となりがちな書類を、通院・健診・ワクチンに分けてしまっておけます。
5. 猫も犬も、多頭飼いにも対応

猫だけでなく犬の記録もつけられ、猫と犬がいるお家でもひとつのアプリで管理できます。
上のタブで子どうしを切り替えられます。
かかりつけの病院にはワンタップで電話でき、ごはんやお水の交換などお世話の予定もまとめられます。
6. 家族みんなで同じ記録を共有

家族と記録を共有できます。
病院に連れて行くのがパパでもママでも、受診カードを見せれば同じ情報が伝わります。
「前回なんて言われたっけ?」を、家族に電話して確かめる必要はもうありません。
誰かが記録をつければ、ほかの家族もすぐに同じ内容を見られます。
おわりに
「いつから?」にすぐ答えられると、限られた診察時間を、ちゃんと相談に使えます。
そして年末には「今年もがんばったね」と、うちの子の1年を振り返れます。
Marumoは、App Storeで配信中です。
Marumo : Family Pet Care Log App - App Store
個人で開発しているので、「こんな機能がほしい」「ここが使いにくい」という声をいただけると、とても嬉しいです。
みなさんは、うちの子の通院記録をどうやってつけていますか?
メモ帳派、カレンダー派、「つけてない」派も、ぜひコメントで教えてください。
※この記事の画面はすべてサンプルデータです。
